前回の打ち合わせで、この農業プロジェクトは、農業法人と企業連携をして農業体験からスタートするということになり、先日、農業法人と掛け合ってくださった中央市農政課の方から、農業法人側でOKが出たとの連絡をいただきました。
その農業法人とは・・・「農業組合法人 た・から」 様です。
生産者と消費者をダイレクトに結びつけ、採れたて・もぎたて・摘みたて・つくりたての、新鮮で安全な野菜や果物などを提供してくれます。
お店の中には、旬の野菜がお得な値段でたくさん売られています♪♪
本日は、その「た・から」様のもとへ訪問してまいりました。
自分達の手で「紙の原材料をつくる」という最終目的、そのために「農業体験」から勉強していきたいということ、そして、やるなら出来るだけ早く取り組みたい!という想いを伝えました。
もう7月も終わりというこの時期に、今から種を蒔き、収穫するのは難しいのではないかと思っていましたが、秋植えのじゃがいもとだいこんが可能だそうです!
空いている土地を利用し、早速、8月下旬にじゃがいもの植え付けを行うことになりました★+.*.
さて、「紙の原材料」の話も面白い展開になりました。
製紙メーカーに問い合わせたところ、「飼料用のもろこし」でも紙はできることがわかりました。
基本的に繊維質を含む植物であれば、紙を作ることはできるそうです。ただし、5t以上ないと受け付けてくれないとのこと
そこで、農家からスイートコーンなどの葉や茎を分けて貰う方法はどうか、と今日の打ち合わせで提案してみたところ、葉や茎は各農家でも処分に困っているということを教えていただきました。
処分に困っているものを紙にする。まさにエコロジー!!
休耕地を利用し作物を育てたり、消費する紙の原材料を自分達の手で作る、というのもエコや社会貢献につながりますが、こういった形でも地域に貢献できるのだと、新たな発見に驚き、嬉しく感じました。
また、中央市は山梨県内のトマトの半分を生産しているという、トマトの名産地だそうで、トマトの葉や茎からも紙が作れないか、という話にもなりました。
実現できれば最高ですね
いよいよ農業開始が現実となることが確定し、ひとまずホッとしました
さらに、通常の業務では関わらない方々とのお話の中で、たくさんの発見をすることができたのも大きな収穫です。
そんなことを思いながら、打ち合わせ場所を後にしようとすると、目に飛び込んできたのは、「た・から」様の畑です。
青々とした作物が一面に広がっていて、
←思わずこんな風にはしゃぎたくもなります。
これからが本当のスタートです。頑張るぞ!!