2011年2月アーカイブ

紙を原料から

こんにちは。今年の花粉は手ごわいぞ、内田です。

今日は暖かいです。さまざまな動植物たちが冬眠から目覚め動きだしそうな。

こんな陽気になると農活したくなっちゃいますね。

とゆうことで、本日のネクネクランチ。

今日は、畑で収穫されたあとの藁や木を使った、用紙の試作品を見せてもらいました。

はがき大の、和紙と洋紙。

材料としての混入率は低いようですが、木の繊維が少し見える感じがいい味を出していました。

『紙を原料から』の目標にも一歩近づいた感じです。

こんな用紙を使った印刷物をどんどん作りたい。

そんな気分のネクネクランチでした。

ではまた。

どうも標です。

3回目です。

今日はいよいよ、引っ張りに引っ張った技術のお話です。

まぁ、大きなくくりで技術とは言いましたが、

前回最後に使った言葉「手法」と言うのが一番近いかもしれません・・・。

さて、まず何から話そうかと考えましたが、

とりあえず、成長過程から順々に追っていくことにします。


メロンの苗の定植後、苗の周りに手の平くらいの幅の溝を、

苗を囲うようにして掘ります。深さは指の第一間接程度です。

今後、その溝へ水をやっていくわけですが、

それだけではなくいろいろなカラクリがあります。

まず、根と言うものは下に伸びますが、

栄養を吸収する根毛(毛のような根。ちなみに「毛根」は髪の毛のほう)

は横に広がります。

ですから、溝の下にちょうど根毛が来ており、

ダイレクトに吸収させることが出来ます。

また、必要なところにしか水が行かないので、根腐れにもなりにくくなります。

そして、追肥のときもその溝が大いに役に立ちます。

肥料は水をやった際に溶け出して栄養となる、と言うのはあたりまえの話です。

ただ撒いただけでは、その真下にある根しか栄養を取り込むことが出来ません。

そこでこの溝が生きてきます。

溝に肥料を撒く

水をやる

溝に水が溜まる

肥料が溶け出す

栄養を含んだ水が万遍なく浸透する。

このようにして、栄養の吸収率を高めます。

他には、溝へ水をやるので、メロンの茎周りの土はいつも乾燥状態になります。

この乾燥状態は常に保っていく必要があります。

こうすることによって、病気にかかりにくくなります。

湿気があると何かと病原菌が発生しますので。


以上、たかが溝を作るだけで、これだけの意味があります。

これは草花にも言えることで、

ホースやジョウロで真上から水をかけてしまいますが、

本当は良くないです。

売り物にする花の大半は温室で育て、雨風に当たらないようにしています。

それと全く同じと言うわけではありませんが、

メロンの場合はデリケートな上に、前回お話したとおり

1つしか収穫できませんから、

やれる処置は全て施すわけです。

これが「メロンを作ることが出来ればどんな作物も作れる」と言われている

経緯です。

さて、少し長くなってしまいましたので、技術改め、手法の話は

分割したいと思います。

「ありえない手法」と言うのもまた今度と言うことになってしまいました。

次回もお楽しみに。

パンパカパーン

こんにちは伊藤です

ご無沙汰しております?。
花粉の時期がもうじきやってきますね

最近はマスクな毎日を過ごしております↓↓

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さてさて、
今週のネクネクランチは・・・・

そう!!

ご報告がちょっとばかしあるんですよー。

実は?

来月に向けて別法人を立ち上げる準備をしているんです!!

まだ詳しくはわかりませんが、そんな話がリーダより発表されました。

 

あとは。。。。

ブロッコリーとカリフラワーが全然大きくならない!!

なんでなんですかね?

事情を知っている方がいたらぜひコチラまで★

どうも標です。

おかげさまで2回目です。

さて、前回の続きで

メロンが高い理由の1つとして、

希少価値が高い、ことを挙げました。

今回は、それはどういうことなのかをお話したいと思います。


さて、皆さんはメロンが栽培されているところを見たことがあるでしょうか。

テレビなら見たことあるよ、と言う人ならいるんじゃないでしょうか。

見たことある人なら気づいたと思いますが、

メロンは1個のタネから1つしか収穫できません。

いや、おいしいメロンを作るために、実は1つしか付けさせない、

と言った方が正しいかな。

おいしいメロンを作るには、根や葉っぱから取り込む養分を

1つのメロンに全てを集中させるのです。

ですので、他に出てくる実は、小さいうちにもぎ取ってしまいますし、

他に養分を使わせないために余計な枝も伸ばしません。

そして、その1つが虫に食われたり病気になったりしたら

その1本は終わりなので、

徹底的に手入れと注意を払います。

手入れとして、虫よけの薬を実に噴霧していた気がします。

それだけではなかったと思いますが、さすがに忘れてしまいました(笑)


まとめると、メロンは1つしか栽培することができません。

りんごやみかんとは1個当たりの生産数が全く違うことが

これでお分かりになったと思います。


次回は、どんな作物でも作れるようになるほどの難しい技術を

紹介したいと思います。

収穫前になると植物ではありえない手法をメロンに行います。

どうぞお楽しみに。

立春。

こんにちは。中村です。

今日は立春です。弊社機関紙「Smile」立春号はお手元に届きましたでしょうか?

農活通信vol.7も入っていますので、是非ご覧になって下さいね!!!

 

さて、今日のネクネクランチは、今年の農活についてと来週行なわれる農業勉強会についてでした。

今年の農活は、計画途中ですのでまだお伝えできませんが、少しでも成長した姿がお見せできれば、と思っています。暖かく見守っていて下さい

農業勉強会は、先日のブログにもあるとおり「畑の土の作り方」・「連作障害 連作できる品目、できない品目」の2つをメインテーマに行なう予定です。

これまでの勉強会よりも時間を延長して行なうので、じっくり、しっかり学びたいと思います

 

ではでは