【農業の雑学】第2回目(メロンはなぜ高いのか その2)

どうも標です。

おかげさまで2回目です。

さて、前回の続きで

メロンが高い理由の1つとして、

希少価値が高い、ことを挙げました。

今回は、それはどういうことなのかをお話したいと思います。


さて、皆さんはメロンが栽培されているところを見たことがあるでしょうか。

テレビなら見たことあるよ、と言う人ならいるんじゃないでしょうか。

見たことある人なら気づいたと思いますが、

メロンは1個のタネから1つしか収穫できません。

いや、おいしいメロンを作るために、実は1つしか付けさせない、

と言った方が正しいかな。

おいしいメロンを作るには、根や葉っぱから取り込む養分を

1つのメロンに全てを集中させるのです。

ですので、他に出てくる実は、小さいうちにもぎ取ってしまいますし、

他に養分を使わせないために余計な枝も伸ばしません。

そして、その1つが虫に食われたり病気になったりしたら

その1本は終わりなので、

徹底的に手入れと注意を払います。

手入れとして、虫よけの薬を実に噴霧していた気がします。

それだけではなかったと思いますが、さすがに忘れてしまいました(笑)


まとめると、メロンは1つしか栽培することができません。

りんごやみかんとは1個当たりの生産数が全く違うことが

これでお分かりになったと思います。


次回は、どんな作物でも作れるようになるほどの難しい技術を

紹介したいと思います。

収穫前になると植物ではありえない手法をメロンに行います。

どうぞお楽しみに。